里曳き
上社の里曳祭は、5月3、4、5の3日間と行われます。山出しの荒々しさと違い、華やかさがあります。祭りは最高潮になります。メドデコが左、右に振られ、音頭を取りながら少しづつ進んで行きます。この写真は20年程前に行われた時のものです。

御柱の前の根元です。元綱のかけ方(わなぐり)や、メドテコの取り合いなどがわかると思います。御柱はこのように担当地区の氏子らが力を合わせ、20km近く山から社殿まで曳かれていきます。柱の底(地面と接する箇所)は、だいぶ削られてしまいます。

この柱を担当する地区は毎回とても綺麗です。他の柱はどこも荒っぽく、こちらの方言で「ゴタ」です。

上社までもう少しです。写真のように前に大メドが左右にあり、柱の後ろにも小さいメドが左右に付きます。前にメドにはさかりの若者が乗り、後メドは将来を夢見る子供らが乗っていることろが多いようです。

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