私が小さい頃は、友達や兄と一緒によく採りにいったものです。

私にとってあけびは、特別に珍しいものではないのですが、このスケッチにおさめたあけびは私の心を動かしました。というのは、あけびの色と形がとても綺麗だったからです。

昔はいっぱいあったように思いますが、最近ではとても珍しく感じました。
子供の頃はこうした小さな自然の恵みと一緒になってよく遊んだりしたものですが、今はどうでしょうか？

沢山取れたときに、知人の子供がいるお宅などに、よかれと思って持っていっても、喜んでくれる家は少ないです。やはり、親がアケビを知らないものだから、子供に積極的に食べてみろ、ともいえないですね。

私は、これからでも遅くないので、また子供心に返って八ヶ岳山ろくの自然のいろいろな恵みと一緒になって遊ぼうと思います。
こうしたことを我が3人の子供らにも教えていきたいと思います。

「オータ住環境」　代表のスケッチブックギャラリー「NO-6」