蓼科高原　別荘建て替え（新築、リフォーム）　山荘施工事例 (長野県、茅野市・八ヶ岳）

H 山荘　　別荘新築施工事例（傾斜地）

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八ヶ岳　茅野市　蓼科高原別荘地

（リフォームを検討しましたが、基礎に大きな問題があり　やむなく　建て替え）

H 山荘新築（別荘の建て替え）施工事例

茅野市蓼科東急リゾート　蓼科高原　傾斜地

「オータ住環境」　家づくりトータルコーディネート

はじまり

別荘のリフォームにあたり、出来るだけ信頼できるリフォーム会社（工事施工業者）を茅野市や諏訪地域で探していたところ、ホームページ検索により当社を「安心できそうだ」と信頼して頂き、H]さんより、電話で問い合わせがありました。

「蓼科東急リゾート別荘地内にある、中古で取得した別荘を、薪ストーブ入れリフォームしたいので相談にのってほしい。」　との内容でした。

お伺いして、話しをひととうり聞いたあと、帰る前に建物の安全性や全体を見させていただきました。滝の湯川の近くの、傾斜地に建つ別荘でした。

念のため基礎にももぐり、内部の基礎状況を見たところ、何ヶ所かに異常なひび割れを補修した後がありました。この状況をHさに一緒にみてもらい説明しました。

最初は、この基礎の補強も考えたリフォームを提案したのですがすが、「何時来るか解からない大地震の恐怖がよぎり」やはり心配になり「精密な基礎耐力調査をすすめたところ、是非とも行ってほしいい」ということになりました。後日、構造の専門家と一緒に、再度基礎の精密調査をおこないました。

その結果「補強工事程度では、強い地震時に耐えられるようにはならない」　というこの報告書をみて、「これでは安心して別荘として使えない・・・」。こうして、やむなく建てかえることになったのです。

引き続き私を信頼していただき、別荘の建て替えの家作りが始まりました。

要望、条件

・	基礎だけは、絶対に心配いらないよう丈夫に。
・	外観は、まえの建物を気に入っていたので、同じような感じで。
・	材料は出来る限り自然素材で。木の温もり
・	採光と風とうりを重視。オープンスペースのなかでも断熱効果を充分に

出来上がって

「外観やプランは全然違うのだが、面影がよく残ってている。明るく､風通しもよく大変満足している。」と言っていただけました。

リフォーム計画から建て替えになりましたが、Hさんは本当に満足してくれています。いつ来るか解からない地震で、「もし地震が発生したら建物が倒壊・・・・？」このような心配があると気持ちが悪くなってしまいます。

これを機に、丈夫で理想の別荘に建替えられたと思います。家族皆が癒され、また子供の代まで魅力的に使える大切な別荘建築になったと思います。

安全を考え、こうした柔軟な考えも重要であるように感じました。

もちろん予算計画もありますが、長いスパンで考えると、自身や子供たちの為にもよかったと思います。　リフォームでは限界があり、満足できる別荘とはならなかったように思います。

ロフトは子供たちに大人気です。　ご主人は薪ストーブに満足。　奥さんは木製の作り付けキッチンに。　お母さんは和室や浴室に・・　癒しと感動の持てる山荘を作ることが出来たかな、と私自身も嬉しく感じました。

親子三代に渡り大切な棲家となり憩いと活力の拠点となりそうです。

「概要」別荘、新築（建て替え）　　木造在来工法　　茅野市、蓼科東急リゾート（八ケ岳、蓼科山)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　傾斜地に合ったアプローチ　と外構　植栽　セカンドハウス

別荘、田舎暮らし　八ヶ岳山ろく、蓼科高原での、自然環境ど真ん中で田舎暮らしです。薪ストーブ

外観　既存の建物の外観を大変気に入っていたこともあり、出来るだけ近いように考えてあります

別荘の外観　写真　　外壁は杉板張り

リビングルーム
開放的な大きな空間です。薪ストーブは玄関ホールから続く鉄平石貼りの土間の上に置かれています。床は唐松の無垢材、壁は杉の無垢材と珪藻土塗、天井は杉の無垢板。中央の枝つきの丸太は、地元の山から切り出してきました。

木製の造り付けキッチン　

　　　　　　　　　出来るだけ木を使い手づくりでシンプルで、オープンに作ってあります

寝室　

ちっとした、造り付けのカウンターは便利です

和室　

落ち着いた空間です

浴室　

ここからの浴室眺望は、癒しとなるでしょう

木製デッキ　

風、眺望・・と最高の場所の一つでしょう

　

アプローチ　植栽

　傾斜地のためこうして枕木での通路です

　

完成　外観建物

　　　　　　　　傾斜地にうまく融合した、シンプルな外観です

工事中のひとこま

リフォーム予定だった　既存建物　

　この建物の外観は、大変気に入っておられました。

傾斜地に建つ　既存別荘の基礎状況　

　このように、異常なひび割れヶ所の補修あとがありました。この基礎を精密に構造調査を行った結果、「補強しても中規模な地震にも、耐えかねない」とのことでした。　欠陥手抜き基礎工事・・？

既存建物の基礎状況の詳細

　ひび割れ補修してあったモルタルを剥がしてみると、このように基礎は大きく割れて、建物外側の木根が入りこんでいるほどの、ひどい状況でした。　ここまでくると補強程度では、安心できません。

基礎解体‐1

　　　　　　　既存の基礎を解体するときに、原因調査しました。基礎は簡単に横滑りしてしまいました

基礎解体‐2

　　　　　　　このように鉄筋は入っていないし、驚いたことにベースコンクリートもありません、当時の建築基準法上では、欠陥基礎とは一概に言い切れませんが、専門家として、傾斜地に建つ別荘としての「安全性・・について」予測は出来るはずです。　これでは手抜き工事と指摘されても仕方がありません。　

今では、専門家として「予測できる・予測しなければならない事項」ついては責任回避は出来ません。万が一に裁判になったときは、負けて責任をとらされます。

基礎解体‐3

捨てコンクリート（厚さ7センチ程度）の上に、立ちあがりコンクリートが乗っかっているような状況です

これでは、傾斜側（外側）の水を含んだ土の土圧に基礎が押され、ひび割れだけでなく、横滑りをおこして傾いてしまっていたのも当然です。

建築基準法は最低基準です。法をクリア（今回は・・？）していればよいのでなく、「安全で安心できる建物」を造るのは、専門業者としての責務です。

利益を優先しすぎると、下請け業者に安く発注してしまい「手抜き工事まがいな欠陥建物」、危険で長持ちしない建物になってしまうことが予測できます。昨今の耐震偽装（偽装・詐欺）・・の問題など、典型的な事実を証明しています。

※　「欠陥基礎」　私が今まで関わった事例で、欠陥基礎と断定できるものが３件ありました。土の中に入ってしまい、目に見えないヶ所だけに、怖いですね。

地耐力　地盤調査

　　私は、このように出来るだけ自身で地質の特性や地耐力を確認します。問題は有りませんでした

基礎型枠状況　型枠　鉄筋

　　　　　　　傾斜地のため複雑になります　住宅のようには行きません　ビルの基礎のようです

　　

基礎の出来形

　　　　　　傾斜地に　丈夫な基礎が出来あがりました　これなら安心です

　

模型－１

この別荘の模型を作っているところです。姪の茅野市在住の太田恵美です。建築の専門学校を卒業はしていますが、今の仕事は関係ないところに勤めています。　

模型－２　

　　　　　　　下側から見た模型

　

模型－３

　　　　　　　浴室側より見た模型

　模型－４

玄関側より見た模型

　

模型－５

　　　　　　　敷地の真上から見た模型

　

建て方－１

　　　　　　　建て方の様子です。棟木を組み立てています

　

　建て方‐2

　　　　　　　棟木の継ぎ手ヶ所です

建て方‐3

　　　　　　　建て方終了、骨組が完成し建物の形が見えてきました

工事途中　室内の様子

完成まじかでデッキ工事中です

枝つき丸太柱－１

吹き抜けのリビングルームに使われた、枝つきの桧木の見立てに、関係者で地元の山に入り決めているところです　なかなか思うような木が見つかりませんでした。

　

このようにきれいに皮もむかれ、使われています

さっそく、子供が木登り

今日は薪ストーブ（ヨツールＦ500）の火入れ　カントリーホームの宮川さんの説明です

いつみても、薪の炎は癒されます

別荘や田舎暮らしでの時間は、普段の都会での生活から開放され、自然の恵みの中に身を置くことで、癒しと共に都会では得られない貴重なにかを教えてくれることでしょう

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八ヶ岳山ろくの近くの別荘地　　　蓼科ビレッジ、蓼科東急リゾート、三井の森、四季の森、姫木平、チェルトの森、白樺湖高原　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蓼科中央高原、清里の森、北杜市

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長野県茅野市豊平21187-1
ＴＥＬ0266-71-1722
ＦＡＸ0266-71-1723
代表　太田清人
E-mail: ohta1@rose.ocn.ne.jp

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