建御柱
約20kmの曳航が終わり、いよいよフィナーレの建御柱です。社殿の四隅に建てられます。私は上から7番目に乗っています。黄色いおんべを持って立っているのが私です。この写真は、私が27才の時、担当の柱は前宮の2でした。

柱が完全に建ちました。建てるにつれ、柱につかまっている人がズルズル下へ下がっていきます。私は身が軽いので、建った時は上から3番目でした。命綱はなく、左手一本で柱につかまり、右手は黄色いおんべを握りしめ、最初から最後まで立ち続け、このように音頭をとっていました。とても目立っていたようです。
この後フィナーレとなるのですが、3人逆立ちをするようでした。すると3番目の私が御柱の三角錐(冠)のとがったかざりの上で逆立ちをすることになったのです。少し恐かったけど、逆立ちは得意でしたので、させて頂きました。少し恐かったけど気持ちよかったなあ・・・命綱もなく逆立ちををしたのは僕くらいでした。
この後神事があり、1ヶ月間に及んだ御柱祭は終わり、また6年後となるわけです。

と言うのも、私はこ回はラッパ隊でした。手前の右が私です。建て御柱に乗る予定の人が急に交替して欲しいということでした。この写真は建て御柱を前にお昼を頂きに行く前のものです。お昼にはしっかりお酒を頂いた後だけに・・・(正直言って私はラッパが下手でした)

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