基礎の補強、改修 別荘 リフォーム 山荘改修施工事例 (八ヶ岳、北杜市、大泉、清里、諏訪市、茅野市、原村、富士見町、八ヶ岳)



蓼科ビレッジ別荘地 山荘の基礎補強改修工事 リフォーム

  リフォーム 別荘 基礎補強、改修、工事  施工事例(工事の実例)


「オータ住環境(株)」茅野市豊平21187-1 0266-71-1722

建物と使う人のストレスをなくし 安全 「安心」と「信頼」をお約束します

エリア(八ヶ岳さんろく、蓼科高原、茅野市、原村、富士見町、北杜市、清里、大泉 )



ポイント 「基礎補強、改修」「外部改修」「キツツキ穴」「水平レベル矯正」「建具直し」

築30年の傾斜地にたつ別荘「少し傾いていた」  
基礎が心配で補強、改修工事が終了 



八ヶ岳山ろく蓼科高原にある、蓼科ビレッジ別荘地に建つ山荘。

基礎の不具合で、あちこち沈下しているのか、水平でなくゴルフボールが転がっていた。 建具も傾いた方向にゆがんでいる。  そこで基礎周りを調査する。

いくら築30年と言っても、構造的や施工方法に不安だらけであった。 お施主様は「後10年ほどは、今より不安を軽減して使用したい」、こうして徹底した調査をしてから、出来る限りの補強や改修方法を提案しました。

私としては「保証はできませんが、出来るだけの補強と改修」を条件に・・・と。 こうして、少しでも安心できるようにと、工事に入ったのです。 

工事前の基礎周りを調査。  ちょっと見ただけで、不安を感じました。



幸いにして、布基礎のコンクリート部は、少々沈下があったとしても大きな問題はありませんでした。しかし、束石や、基礎の木工事は、ひどいものでした。よく、今までこの別荘が倒れなかったか、と思うほどでした。

不安だらけの、基礎です。

束の土台コンクリートは、ほとんどが傾いたり、浮いたり、沈んだりです。これでは、建物を支えている「束」が、沈んだり傾いてしまうのも無理ありません。これでは建物傾いてもしかたありません。




束が傾いたり、沈んだりだけの影響でなく、新築時の筋違いや、根がらみ、振れどめ・・・等の、基本的な基礎の構造上の工事が不足しています。



ご覧のとうり、ひどいものです。 これでは、支えている床が沈下しても無理ないです。束上の床のレベルを調査したところ、ここの上は、3センチ低かったです。(沈下)



束のコンクリートのほとんどが、正常ではありませんでした。見てのとうろ、ほとんどの束(木)が傾いています。 束どうしの振れ止めもありません。 本当に、今までよく倒れなかったものだ、と思いました。



この状態で強い地震が来たら、間違いなくこの別荘は倒壊するでしょう。



奥の布基礎からの通り(写真の真ん中)が、全体に3センチ〜5センチほど、沈下しています。布基礎の右側(中央から)は居住エリア、左側はデッキとなっています。 よく見ると、デッキ側の根太(デッキの床板を支える棒状の木材)が、居住エリア側に水平でなく、傾斜しているのがわかります。この建物では、一番加重が掛かる通りですが、ご覧のような基礎状態になっています。ここの通りの補強が、最大の重要ヶ所となりました。



補強、改修工事の完成写真です
私の、出来る限りの知恵を出して、補強、改修工事を行いました。工事前の写真と比較してみて行って下さい。一つ一つ、説明し切れませんが。

一番大切な補強ヶ所の中央のとうりには、束コンクリート新設、補強、大梁新設、束補強、筋違い、金物・・と、考えられる「補強工事」を行いました。これで3センチ持ちほど持ち上げました。

「独立基礎の新設、補修」「基礎梁の新設」「束(木)の適正化(ほとんど入れ替え」「筋交い、根がらみ、触れ止めの徹底」「開口部には、新たに筋交い」「金物で補強」「引っ張り金物で、建物の傾き止め」「柱(束)補強」・・・・。




新設でいれた梁です。今回の補強工事で、やはり一番の役割かと思います。この梁を支えている束と束コンクリートも補強改修。



束の振れ止め(根がらみ)を、木材と金物を併用して補強。 金物は布基礎より引っ張り。


新設の大梁も、布基礎より水平の引っ張りを考えて金物補強。



傾いていた束コンクリートは、補強程度です。起こせるだけ起こして、布基礎より金物にて補強。 その上に、基礎梁を新たに入れて補強して、その上に束を入れ床下の土台を持ち上げています。ここでも、3センチほど持ち上げました。すると、不具合であった、建物の建具等が直ったのです。




ここに見える、束コンクリートは補修、奥が新設基礎です。 束上の通りが3センチほど沈下していましたので、持ち上げました。 床の傾きが、やはり直りました。



補強工事といっても、単に、どこでも補強してよいとも限りません。「圧縮」「引っ張り」「振れ止め」の単独補強、且つ総合(バランス)的な補強。 最終的には、不安箇所を優先的に補強して、後はバランスを考え(勘)ながら、行います。 何事も、計算や理屈どうりには行きません。最後は、その人の持っている「直感」と「勘」が大切で、大きく左右して良くも悪くもなると思います。

何事も、補強すれば強くなるとは限りません。耐震補強等は、バランスが大切です。 補強の仕方によっては、逆に「倒壊しやすい建物」になってしまうケースがあります。 「固定」と「揺れ」のバランスです。必要以上に固めると、ある程度の揺れまでは、ビクともしませんが、それを超えると「いきなり壊れてしまう」のです。 昔の家は、耐震的には弱いのですが、50年、100年と耐えている「古民家」は沢山あります。それは、柳木の枝のようにように「揺れて」枝がいきなり折れることを避けているからです。


上の写真は、工事完了後

下の写真は、工事前    よく見て比較してみてください。


工事前の既存の基礎、床下ですが、今までよく倒れなかったと思いませんか。 どうみても、倒壊すんぜんの、ストレスが最高だったと思います。ギリギリの状態だったと思います。

いつ来るか解らない「地震」で、簡単に倒壊してしまったら大変なことです。それも、寝ている時に来たら逃げられません。



補強後は、見た目にも安心できるようになりました。建物右側の土台上の柱や、開口部も補強しました。




これで、安心して15年ほどは使用できるかと思います。(強い地震のときは??ですが。傾斜地)

完全ではありませんが、私の知恵と、大工さんの知恵を出し合っての、別荘の基礎補強、改修と、建物の水平矯正工事が出来ました。リフォーム、と言うより、リノベーション、プラスアルファーでこの別荘が蘇ったように感じます。 新築時より強い建物になったかもしれません。

今回の工事は、大変難しかったです。と言うのも、「ストレスの掛かった建物が、工事中に、頭上に崩れ落ちてこないか」と、頭をよぎりました。冷静に考えると誰しも心配になるかと思います。 幸いにして無事に、最大の注意をはらいながら、出来る限りの知恵を出しての基礎補強、別荘改修を完成することができました。

せっかくの別荘です。不安を感じながらの利用では困ります。癒しの場が、ストレスを作る場に変わってしまいます。 何事も「不安」「心配」を感じながらの暮らしは、楽しくありませんし、心身によくありません。

出来るだけ早めに解決しましょう。   「諦めて、離れるか」 「不安、心配を解決して、使い続けるか」



他 リフォームの事例紹介

リフォームのポイント 安全 安心 基礎補強、改修 耐震補強 水平矯正 

            開放的な明るい部屋 生涯 補助金の利用 省エネルギーリフォーム 

            「雨漏り修理」「間取り変更」「内部改修」「外部改修」「機器類の入れ替え」

            「補強工事、基礎、耐震・・」   リノベーション

業務対応エリヤ  「長野県、中信、南信、諏訪地域圏内、上伊那、諏訪郡、岡谷市、下諏訪町、諏訪市、茅野市、原村、

            富士見町、八ヶ岳山ろくの高原別荘地、清里、大泉・・)を中心

対応別荘地   三井の森、蓼科ビレッジ、蓼科東急リゾート、チェルトの森、四季の森、丸山別荘地、姫木平、東洋観光・・




オータ住環境株式会社

長野県茅野市豊平21187-1
TEL0266-71-1722
FAX0266-71-1723
代表 太田清人
E-mail: ohta1@rose.ocn.ne.jp







無料 アクセス解析RMT