どんどん焼き 茅野市泉野大日影集落の伝統行事(火祭り)-(長野県)


どんどん焼き  大日影集落の伝統行事(火祭り)厄除け祭り


※ 最新更新  平成30年度版


長野県 茅野市 泉野 大日影区 集落内


どんどん焼きは、全国的に行われている行事かと思います。地域によっては、行事名が違っていますが。 行事の対象は小学生で行います。

赤ちゃんがうまれたり、還暦を迎えたりの、お祝いや、なにより、男42などの、「大厄年」の厄払いで、主に行われます。大日影集落では毎年1月14日に行われます。

昨今では、子どもの数が少なく、子どもだけでは準備や行事が出来ません。親や区会がお手伝いをして、やっと、行っております。

この行事は区民の皆さんが協力して、新しい一年を区民全員が元気で過ごせるようにと祈願します。 昔からの伝統行事ですので、絶やすことなく続けて行きたいと思っています。


大日影集落の伝統行事である「どんどん焼き」 

柳の枝先に、まゆだまを付けて、当日に燃やしている火や、おき、のなかでまゆだまを焼きます。少しこげたまゆだまを食べると、一年間病気にならないと言われています。厄年の人は、投げ餅屋などを行って、厄を、皆さんに拾っていただき、自分に大きな厄がこないようにするのです。

             管理責任者     太田清人




平成30年 どんどん焼き



1月7日  どんどん焼き準備






子どもたちも増えてきました






区の役員や、保護者の方々も



1月14日(どんどん焼き)

1月14日   お祝いや、厄払い、・・・の家々に、こうして子どもらが伺います。






声を合わせて「祝っとくれ 祝っとくれ この家が繁盛するように」 繰り返し




成人式を迎えた家にも お祝いの太鼓を叩いています。





今年は、10軒ほど 回ったのではないでしょうか。





午後7時  小屋に 火を点火  あっという間に もう上がりました





火力が強すぎて 近づけません  まゆ玉はもう少し待ってから 焼きます






小池ご家族 いい顔しています。泣き虫のはると君も





なっちゃん  美人の奥さんをもらいましたね  うらやましい限りです。 お幸せに。 その左側にいる「まさひろ」 早く嫁さんが見つかるように願っているよ。本当に。






いよいよ 投げ餅が始まります。






子どもらは、一生懸命に拾っています、 お菓子 みかん 小銭・・・・。






皆さん 我先に 頑張って拾っています。 昔は子どもと、爺さん婆さんの、拾いっくら でした。

子どもらは「このくそばばー」などと言いながら、競い合ったものです。





終わったとは、また公民館で  今日は午後から公民館に集まり「お楽しみ会」をしたようです。





こどもも 保護者も 皆さん 楽しそうです。  

30年度のどんどん焼き これで終了です。










平成24年1月10日 

どんどん焼きの小屋作り

集落の中間ほどの道祖神がある場所に、どんどん焼きのやぐらを作ります。

ワラと、正月の飾り物などを集め、写真のように作ります。だるまが多い年は、景気がよかった年といえるかと思います。





小屋の完成です。




平成24年1月10日(作業終了)

小学1年から6年生までが、行う行事です。しかし、子どもが少ないのです.。この年は5人ほどです





平成25年1月14日(どんどん焼き当日)

この年は、小さな子どもから、子どもOBも参加です。

暗くなってから、厄年の家、お祝い、他、の家々を、子どもたちが太鼓を持って行き、その家に行き本人のまえで太鼓を打ちます。





太鼓を打つ時に声を合わせて 「いわ〜とくれ、いわ〜とくれ、この家が繁盛するように」 を繰り返し「どんどん焼きに来ておくれ」と、大きな声をだしながら、太鼓をたたきます」


集落内を歩く時は 「爺さん、ばあさん、杖付いて、めーだま焼きに来ておくれ」と、大きな声を出して呼びかけ、来てもらうようにします。



子どもの素直で純粋な声のお願いでしたら、神様も仏様も、願いを聞いてくれることでしょう。



夜7時に、小屋に点火です。



炎や火の粉は、天高く舞い上がり昇っていきます。 区民の祈りや願いをかなえるように。





写真では、うまく写っていませんが、投げもちなどを、厄年、お祝い等の方々が、投げています。厄年の方は自分の厄を拾ってもらうのです。




火が、少し弱くなってきたところで、持参した柳の枝先につけた「まゆだま」を焼いています。これを食べると「無病息災」と言われています。




沢山まゆだま付いた柳の枝を持ち焼いています。 熱くて、近くに寄れません。









どんどん焼きが終わると、子どもたちは「お楽しみ会」で公民館にあつまり、お菓子や、ピザ、など美味しい食べ物が待っています。それと、少々の特別の「お年玉」がもらえます。




昔は、子どもたちだけでしたが、いまでは、お父さんお母さん、小さなお子さん、子どもOBまでもが一緒に楽しんでいます。 お父さんも参加(小さくなってビールなどを、ひそかに飲んでいます)

こうして、一年の始まりとなるのです。







平成29年1月14日


ここから、2017度 1月14日

会社(オータ住環境)設立20周年のお祝いとして、子どもたちに来ていただきました。 








「いわ〜っとくれ  いわ〜っとくれ この会社が繁盛するように」の繰り返し・・・。

きと、ご利益がありそうです。ありがたいことです。

それと同時に、こちらからも、子供達の健やかな成長を祈念させていただきます。






今年は、集落の中で8軒ほど、こうして太鼓を叩きにまわったようです。 

この集落は移住者も多く、近年子どもが増えてきてくれました。ありがたいことです。






道祖神 に作ってあるやぐらに集落の皆さんが集まってきました。





午後7時  点火しました。





威勢よく、燃え上がりました。 今年もいい年になりそうです。祈りながら見つめています。






投げ餅などが、はじまりました。厄払い  お祝い ・・・の家々がまきます。

厄の方は、皆さんに厄を拾ってもらい、自身が健康で無事を願うのです。





煙が立ち込める中、みなさん競って、拾っています。 みかん、お菓子、お餅、紙で包んだ小銭・・。

袋がいっぱいになるほど拾っています。





終了後 子どもたちは、恒例の「お楽しみ会」を公民館で行います。





子どものみなさん、楽しそうです。特別な「お年玉」ももらい、お菓子、ピザ・・・でご馳走です。 お父さんお母さんたちは、少々のビールなども。








どんどん焼き

小さな大日影集落の、伝統行事です。年の初めに区民が大勢集まり、皆で一年間の「無病息災」を祈願しながら、顔を合わせるのです。

「や〜久しぶりだね」「元気でいるー」「今年もよろしく」「子ども大きくなったね」「お互い年取ったな」・・・と何気ない会話が弾みます。 お祭りや、伝統行事というのは先祖を尊び、こうした人間同士の会話の場所になる、対せつなことなのです。 これこそ「感謝」と「仲間づくり」「コミュニケーション」の機会なのです。元気で活力ある集落づくりには、欠かせません。

小さな集落ですので、一時は、子どもが減少して困っていましたが、最近では移住者も増えてきて、子どもたちが増えてきました。

2017年、5月現在で  小学生6年生〜0歳まで16人です。 男女8名づづ。 子どもが多いことは集落が元気であり続けらる原動力です。


「どんどん焼き」 伝統行事(祭り) 厄年、お祝い事の方々や区民の無病息災の祈願

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オータ住環境株式会社

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