　十五社　大日影の神社の写真　　（茅野市・大日影・蓼科高原・八ヶ岳）

十五社　　大日影集落の神社の景観

長野県　茅野市　泉野　大日影区　「縄文の里村-大泉の里」

長野県茅野市泉野・豊平大日影集落には、十五社という神社があります。おんばしら年には、区民総出で盛大なお祭りをします。

十五社神社　　　　村社、十五社

祭神は諏訪明神（明治初年度明細長）。　　口碑に古田村十五社の分霊と伝えられている。　建物は、小さい木の祠で御柱年に改造してきた。近年になって間口2間、奥行き2間半、本社並びに拝殿を新築し、木の祠をこの中に納め御柱年毎の改造は、廃止した。昭和30年代に神社は、100メートル程西側の山ノ神敷地の現在地に移転された。

神社の森は、トトロが実際にいるかのような森です。ご神木のモミの木は、目通りで直径約1メートルあり、今回行われた諏訪大社本宮一の柱と同じ太さです。

6年に一度の御柱祭は、区民総出で盛大なお祭りとなります。準備からお祭りまでは大変ではありますが、皆で力を合わせ楽しく行われています。区民はほとんど参加し、区から出て行ってしまった方々も、戻ってきて参加してくれますので、なつかしい顔ぶれと再開できる唯一の祭りです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　管理責任者　太田清人

十五社の神社四隅には、おんばしらが建てられています。　右下の祠は、山ノ神

集落の東側に、十五社の森があります。

この木が「本宮一之柱と同じ太さです。　ですが、こんなに曲がっていると、間違っても使えません。

この木の上部（先端）が枯れてしまったのです。

このように、先が10メートルほど枯れてしまったのです。樹齢は150年は越えると思います。

県の、詳しい方に来て見てもらいましたが、詳しくは解りませんでした。　もし、考えられるとしたら「なんらかの虫が入った」のではないかと言っていました。

その後、枯れた先端部分を、ある大工さんに切っていただきました。今ではそのままで、元気な木でいてくれています。

道路より
この鳥居は、蚕玉神社の鳥居

昭和44年ころ　公民館の建て替え時に、ここに移転した。

左から　秩父坂東順礼碑　　蚕玉神社　　四国西国供養碑　　三山供養碑　　　十三夜供養碑

「四国西国、湯殿行満、秩父坂東」供養碑

一番右　　　十三夜供養碑

山ノ神
十五社が移転する前から、奉っていたそうです。ここの杜では、一番古く大切な神様のようです。

十五社の鳥居　　　その向こうに「山ノ神」　　その奥に五つの石造「蚕玉様・三山様・・・」と、その鳥居

十五社　と右側に　　　　風神-風の神(左）　　雨神-雨の神（右）　の　板宮　　

神社一之大モミの木の下に祀られている。

真ん中　　　　板宮（左）が、「鹿島神宮」　　　祠（右）が「鹿取神宮」

この神宮の後方に「三峯社（茅葺）泥棒避けの神様」があった。　　現在はありません。

上の組、下の組　祝神　　　　　祠が二つ　　と　　板宮

中の組　祝神　　　　（祭神豊川稲荷様）

まき（姓や各戸）　のそれぞれの神様

白い、石碑は柳澤正光家の祝神

柳澤徳夫家の祝神　　　大日影集落では一番古い家柄と言われています。（戒名に「殿」の字が入っています。）

一番、左にある板宮が我が家、太田家（現在5軒）の祝神

神社の室内