水車小屋 壊れゆく文化を甦らせ残したい  (茅野市・大日影・蓼科高原・八ヶ岳 )

壊れゆく水車小屋 「とっておき写真館」


八ヶ岳山ろくの茅野市の縄文の里村「大泉の里」大日影集落の中にある、倒壊寸前の水車小屋があります。

個人の所有物ですので、おじいさんは「こんなものは壊して薪にする」。と言っていました。慌てて、私は「貴重な水車小屋です、壊さないで残していってほしい、いつか甦らせて、魅力ある景観の一つとしたい」と、訴えました。すると、じいさんは、「壊さねえで、好きなようにしろや」、と、言ってくれました。

早く甦らせたいと思っているのですが、やはりお金が掛かります。 どうにか復活させようと知恵を絞っているのですが、いまだにめどが立ちません。行政にも相談しているのですが、具体的な対応策はいただけません。どなたか、知恵を貸してください。


水車小屋

地域(茅野市・泉野・大日影・)の財産として、景観保全して行きたいです。できれば、小水力発電としてのエネルギーを併用して。また、この川の水は、八ヶ岳の伏流水を集めひて来ています。きれいな川には、いまだに魚(アマゴ)がいます。

長野県茅野市豊平21187-1

                      写真館管理者 太田清人



お爺さんは、昔はこの水車小屋を、近所と大切にして使ってきましたが、現在では使いません。農作業の機材などを入れているだけです。ようは、物置です。

見てのとうり、だいぶ傾いています。 いつ、壊れてもおかしくありません。時間の問題です。




私が小さいころに、ここで作業した記憶があります。 ワラをつぶした作業を覚えています。




水車と繋がっている,芯の太い棒がまわると、建ての2本の角材が左右交互に持ち上がるのです。



左、右、と交互に持ち上がるように、板状の太い板が心棒に組み込まれています。




心棒の反対側です。



小屋の内部構造がわかるかと思います。 構造的には極めて単純です。



反対側の屋根裏の構造です。



いつ、壊れてもおかしくない水車小屋です。



復活させるには、それ相応の費用と苦労が必要かと思います。



こうして、写真を撮っておくことで、記録して再建に生かしたいと思っています。



単純な構造ではありますが、こうして記録を残します。


この水車小屋は、通常の水車小屋の水車ではなかったようです。 この写真を見て解るように、流れる水の力をを直接受けてまわしていました。解りやすく言えは、NHKの朝ドラ「おひさま」で見られた「安曇野の水車小屋」と原理はにています。





仲間と一緒に、壊れる前に調査して「図面化」しました。

このきれいな川の水は、八ヶ岳の伏流水を集め引いて生きています。この川には、魚(アマゴ)が、今でもいます。





2018年4月の水車小屋の現状  

2018年4月  このままでは、倒壊してしまいます。


甦らせたいと思っておりますが、現状の水車庫やは、本当に倒壊寸前です。 どうにか蘇らせたいと思っております。








水車小屋の有効活用

「文化」「伝統」「景観保全」「地域の宝」「エネルギー」「水力発電」







水車小屋

今では、効率主義で「水車を使っての作業」は珍しくなってきました。

しかしながら、なんとなく「心が癒される想い間がします」。

昔は、この小さな集落の中に、水車小屋が8ヶ所あったらしいです。今残っている水車小屋はここだけです。どうにか残し将来につないで守って行きたいと思っています。長野県茅野市 八ヶ岳山ろく 



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長野県茅野市豊平21187-1
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